映画

ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲 感想

eiga.com ティム・バートン憎しには大賛成。(町山智浩/映画秘宝2002年3月号) 2003年公開。先日の『チェイシング・エイミー』に引き続きこちらも観賞。 mayojo1207.hatenablog.com ケヴィン・スミス作品に登場する二人組「ジェイ&サイレント・ボブ 」(ボブ…

チェイシング・エイミー 感想

今年(1997年)、アメリカで最も低予算でもっとも効率よく利益を上げた映画。「エイミー」はレズビアンを意味するスラング。ひと目惚れした彼女がレズだと知った男が、ダメとわかっていながら彼女を追っかけるが、実は……。さんざん笑わせて、いつのまにか人…

ミミック 感想

ニューヨークの地下鉄で異常進化した昆虫と美人生物学者(ミラ・ソルビーノ)の闘い。メキシコで作った『クロノス』がカルトになったデル・トロ監督のハリウッドデビュー作。第二班監督がロバート・ロドリゲスっつーのも豪華ね。ラストは弱いが、アート風の…

ゲーム 感想

※これは前情報を極力入れない方が楽しめるタイプの作品です。 一人の大金持ち(マイケル・ダグラス)が弟(ショーン・ペン)から「ゲーム」をプレゼントされる。その日から、サンフランシスコじゅうのあらゆる人間が彼を陥れ始める……。昔の筒井康隆や諸星大…

ブレーキ・ダウン 感想

アメリカの都市伝説「消えるヒッチハイカー」を元にした映画の決定版。西部の砂漠を横断中にカート・ラッセルの車が故障。通りがかりのトラックに乗って電話をかけに行った妻が消える。この映画のコワサは本当にアメリカの砂漠を旅した人にしかわからんだろ…

祝・復活! 映画秘宝2010年代ベストテン

今年の1月に突然の休刊となった映画秘宝。喜ばしい事に昨日復活となったのですが、うっかり予約をし忘れ気付いた時にはアマゾンで品切れ・早くもプレミアが。そこで地元で頑張っている書店に開店同時に飛び込んだところ、残り2冊でギリギリ入手出来ました。 …

スネーク・フライト 感想

【町山智浩のアメリカ映画特電】バカ映画としては最高に面白い『スネーク・フライト』 一秒たりともパニック映画ファンの期待を裏切らない「わかってる」傑作。(町山智浩/映画秘宝2007年3月号) 2006年公開。監督のデイヴィッド・R・エリスは、2003年公開の…

『ROMA/ローマ』ソフト化決定!

以前書いた記事で、ネットフリックス作品のソフト化を希望していたのですが、 mayojo1207.hatenablog.com この度、そのきっかけとなった『ROMA/ローマ』のブルーレイ化が決定しました。 ざっくり調べたところ、過去にも「ネットフリックスオリジナル映画」で…

工作 黒金星と呼ばれた男 感想

miyearnzzlabo.com2019年公開。ユン・ジョンビン監督は学生時代の卒業制作映画『許されざるもの』が高評価を得、以降『ビースティ・ボーイズ』『悪いやつら』『群盗』と日本でもしっかりと作品が公開されている実力派。 主演のファン・ジョンミンは『新しき…

2019 映画秘宝ベストテン予想

先日、映画秘宝の休刊という発表がありました。 正直、毎年恒例のベストテン予想もする気が起きない程ショックを受けているのですが、速やかな復活と来年もこのブログで予想の記事を書けることを信じて。1位『ジョーカー』 2019年の顔はこの作品ではないでし…

2010年代 映画マイベストテン

2010年代に観た作品347本、年間約35本・月あたり3本にも満たない映画ファンとも言えない人間ではありますが、この10年間の記念に。 中学生男子のようなランキングですが、今の心のままに選んでみました。 10位『哀しき獣』 10年代も数々の傑作を生み出した韓…

女王陛下のお気に入り 感想

miyearnzzlabo.com www.tbsradio.jp tomomachi.stores.jp2019年公開。 監督のヨルゴス・ランティモスは前々作の『ロブスター』で名前を知りました。 この作品を含め過去作は未見ですが、中々クセのある作風のようです。 またほぼ全作で監督が脚本も書いてい…

劇場版 ビーバス&バットヘッド DO AMERICA 感想

あのビーバスとバットヘッドが巨大怪獣になってニューヨークを破壊するオープニング、本当にアイザック・ヘイズが歌う『黒いジャガー』風主題歌、ディズニーへの嫌がらせにしか見えない『美女と野獣』のパロディ、どれもこれもくーだらない。だから好き!(…

ビッグ・ヒット 感想

1999年公開。 カーク・ウォンは香港出身。ジャッキー・チェン主演の『新ポリス・ストーリー』などを監督し、本作でアメリカに進出。 しかし残念ながら結果的にアメリカでの劇場公開作はこの一本のみでした。 主演はマーク・ウォールバーグ。当時は『ブギー・…

The Secret Lives of Dentists(ザ・シークレット・ライブス・オブ・デンティスツ) 感想

The Secret Lives of Dentistsは、アランルドルフ監督の2002年のドラマ映画です。 脚本は、ジェーン・スマイリーの小説「悲しみの時代」に基づいて、クレイグ・ルーカスによって書かれました。 サンダンスやカンヌなどいくつかの映画祭で上映され、2003年8月…

野火 感想

miyearnzzlabo.com 2015年公開。 塚本晋也監督作は、これが初観賞となります。 過去作もタイトルを聞いた事があるのは『鉄男』位で、むしろ『沈黙 -サイレンス- 』での好演をはじめとした役者としての印象の方が強い感じですかね。 さて、私が近年の日本の戦…

アタック・ザ・ブロック 感想

20110916少年対宇宙怪獣 アタック・ザ・ブロック パート 12012年公開。 ジョー・コーニッシュはこれが初監督作。後に『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』『アントマン』の脚本に参加し、今年(2019年)二作品目となる『クエスト・オブ・キング 魔法使いと…

サスペリア 感想

miyearnzzlabo.com tomomachi.stores.jp 2019年公開。1977年のオリジナルは未見です。 「ダンス+ホラー」ということで観る前は『ブラックスワン』みたいな感じかな?と思っていたのですが、 実際に見始めると画面の格調の高さや、舞台がヨーロッパという事…

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 感想

miyearnzzlabo.com tomomachi.stores.jp※ネタバレします 2019年公開。 クエンティン・タランティーノは私が一番影響を受けた映画監督であり、それまでSFとカンフーと筋肉アクションしか観て来なかった自分に映画の面白さを再認識させてくれた『パルプ・フィ…

スリー・ビルボード 感想

miyearnzzlabo.com www.tbsradio.jp tomomachi.stores.jp 一歩先も予想できない展開。そこに着地するとは!(町山智浩/映画秘宝2018年3月号) 2018年公開。『シェイプ・オブ・ウォーター』に作品賞を掻っ攫われてしまいましたが、アカデミー賞では本命と目さ…

シェイプ・オブ・ウォーター 感想

miyearnzzlabo.com www.tbsradio.jp tomomachi.stores.jp ギレルモの『美女と野獣』への怒り爆発。(町山智浩/映画秘宝2018年3月号) 2018年公開。ギレルモ・デル・トロがアカデミー賞で作品賞・監督賞に輝いた記念すべき一本。 そのせいかなんとなく高尚な…

リズと青い鳥 感想

先日『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』観賞時に本作を先に観なかった事を激しく後悔したので、早速レンタルしてきました。 mayojo1207.hatenablog.com いやぁ、これは傑作ですね。山田尚子監督は本作が劇場長編4作目。何気に全作観てます…

ベイビー・ドライバー 感想

miyearnzzlabo.com2017年公開。 監督のエドガー・ライトは2004年『ショーン・オブ・ザ・デッド』でデビュー。続く『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』と併せて各方面から称賛を浴びます。 しかし、続く3作目で盟友サイモン・ペグ&ニック・フロ…

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~ 感想

※ビミョーにネタバレあるかもです 本作は武田綾乃の小説を原作に2015年に第一期(13話)、翌2016年に第二期(13話)が放送されたTVアニメシリーズの続編の完全新作映画です。私はTVシリーズのみ視聴(ちなみにここ10年で五指に入る位好き)で、原作及びこの…

セッション 感想

miyearnzzlabo.com宇多丸 session セッション 映画 感想 シネマハスラー ジャズのドラムを『ロッキー』のような格闘技として描いた今年いちばん燃えた映画!(町山智浩/映画秘宝2015年3月号) 2015年公開。監督は次作『ラ・ラ・ランド』で史上最年少のアカデ…

ファントム・スレッド 感想

miyearnzzlabo.com tomomachi.stores.jp2018年公開。 ポール・トーマス・アンダーソン作品はデビュー作の『ハードエイト』と前作の『インヒアレント・ヴァイス』以外は観ているのですが、その中で私が感じた彼のイメージは「膨大な映画的知識に裏打ちされた…

Netflixオリジナル映画を撮っている監督たちを映画秘宝的視点から調べてみた

今年のアカデミー賞で大きな話題となった『ROMA/ローマ』。 監督のアルフォンソ・キュアロンといえば映画秘宝年間ベストテンにも2作品がランクインしています。 と言う事で、例によって映画秘宝及び町山智浩さんの年間ベスト10ランクイン経験者の監督たちの…

オースティン・パワーズ 感想

ウェイン町山の名は『ウェインズ・ワールド』から頂戴したんですが、元祖ウェインことマイク・マイヤーズが自作自演でブチかました大バカ映画。サイケとフリーセックスの60年代ロンドンでモテモテだったスパイ、オースティン・パワーズ(マイヤーズ)が、90…

スパイダーマン: スパイダーバース 感想

tomomachi.stores.jp2019年公開。アカデミー賞長編アニメ映画賞受賞・各方面でも絶賛の本作、実際に観賞してみたら評判も納得の出来でした。 スパイダーマンのテーマでもある「少年の成長」をメインとしたストーリー。「黒人の主人公」「多様性の容認」とい…

メッセージ 感想

miyearnzzlabo.com miyearnzzlabo.com tomomachi.stores.jpドゥニ・ヴィルヌーヴは、この作品が公開された2017年、『ブレードランナー2049』とともに映画秘宝年間ベストテンに2本ランクイン。これは2006年のクリント・イーストウッド(『父親たちの星条旗』…