26世紀青年 感想

日本未公開。それにしてもひどい邦題(笑。
原題は「IDIOCRACY」。造語で、翻訳すると「馬鹿主義」みたいな意味だそうです。
軍の実験で人工冬眠させられた、ごくごく平均的な人物・ジョー。彼が目覚めた500年後の未来の人々は皆「バカ」になっていた。その理由がブラックで実は笑えない。IQの高い人たちは総じて晩婚で子供も少ないがIQの低い人たちは子だくさん、その結果…というもの。
ともかく未来のバカたちの描写は笑えます。アメリカのコメディでここまで笑えるものも珍しいのではないでしょうか。対して、終盤はまとめに入ろうとする為どうしても弱くなってしまいます。最後に流れるナレーションの通り、「普通にしては頑張った」というところでしょうか。