ファントム・スレッド 感想

 

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2018年公開。
ポール・トーマス・アンダーソン作品はデビュー作の『ハードエイト』と前作の『インヒアレント・ヴァイス』以外は観ているのですが、その中で私が感じた彼のイメージは「膨大な映画的知識に裏打ちされた非常に豊かな画面で魅せつつ、必ず暴力などのどぎついフックを入れてくる作家」といった感じでしょうか。
それらの過去作と比べると本作は良く言えば洗練された、悪く言えばカドが取れて丸くなったなあという印象を持ちました(キノコのシーンとかはありましたが)。
そして豪華な画面やダニエル・デイ=ルイスら役者陣の素晴らしい演技に一見騙されそう?になりますが、その内容はまさに

日野美歌 ・ 葵司朗 - 男と女のラブゲー
恋愛・結婚経験のある方なら身につまされるところも多いのではないでしょうか。
そして結局女性には敵わないという、男としてはなんとも苦笑いするしかないというかなんというか…(笑)
私にはこの作品は本質的にはコメディに感じましたね。

↓一番好きな作品は『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』。次点で『ブギーナイツ』です。
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