女王陛下のお気に入り 感想

 
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2019年公開。
監督のヨルゴス・ランティモスは前々作の『ロブスター』で名前を知りました。

この作品を含め過去作は未見ですが、中々クセのある作風のようです。
またほぼ全作で監督が脚本も書いているのですが、本作では外部の脚本家を起用し、その結果広く観客に受け入れられる作品になったように思われます。

同年のアカデミー賞では、アン女王役のオリヴィア・コールマンが主演女優賞を受賞。この人の出演作は絶対観た事ないと思っていたら、なんと『ホット・ファズ』に出ていましたw(同僚の警官役)
 
共演のレイチェル・ワイズエマ・ストーン助演女優賞にノミネート。
惜しくも受賞はなりませんでしたが、この二人は過去に『ナイロビの蜂』と『ラ・ラ・ランド』でそれぞれ助演・主演女優賞を獲得しており、本作は結果的にオスカー女優3人の揃い踏みという形となりました。
 

本編の方もやはりこの三人の演技合戦が凄まじかったです。
序盤はアビゲイルエマ・ストーン)の立身出世物語、中盤以降はよく言われる「大奥」的な愛憎劇という日本人にも好まれそうなストーリーの中に監督のクセのある演出が良いスパイスとなって最後まで面白く観賞することが出来ました。

あと「強かな女性とバカな男たち」という構図、最近よく見かけるような気がしますw(昔からかも)。

ぱっと思いついたのはこの作品。