ゲーム 感想

  

※これは前情報を極力入れない方が楽しめるタイプの作品です。

一人の大金持ち(マイケル・ダグラス)が弟(ショーン・ペン)から「ゲーム」をプレゼントされる。その日から、サンフランシスコじゅうのあらゆる人間が彼を陥れ始める……。昔の筒井康隆諸星大二郎の短編にありそうな分裂症的サスペンス。問題なのは反則ギリギリのオチ。怒る人も多いだろうけど『名探偵登場』や『デストラップ』が好きな品川四郎は喜ぶだろう。『キャリー』みたいに、このオチが流行るとイヤだけど。(町山智浩/映画秘宝期間限定版ベストテンなんかぶっとばせ!!)

1998年公開、デヴィッド・フィンチャー監督作。
セブン』『ファイト・クラブ』という超有名作に挟まれ個人的には当時から全く印象に残っておらず、また大人の事情なのかDVD再販・BD化もされていない為、今回が初観賞となりました。

主演はマイケル・ダグラス。多くの代表作を持つ名優で、最近では『アントマン』のピム博士を演じていましたね。

この辺の時代の作品はほとんど観てますね

フィンチャーらしい映像美を堪能しつつ、序盤はちょっとSF的な展開に引き込まれます。
しかし中盤に差し掛かると、やや無理のあるストーリー運びに「これは物凄く贅沢に作った『世にも奇妙な物語』だな」という感想を持ちました。
そして、衝撃のラストへ…

なんだよ、トンデモ映画じゃねーか!!

町山さんも書いている通り、真面目な人はこのオチに怒るかもしれませんね。私は嫌いじゃないです(笑)。


私が観た中だと、この作品のテイストが一番近いです。

mayojo1207.hatenablog.com
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