ミミック 感想

  

ニューヨークの地下鉄で異常進化した昆虫と美人生物学者ミラ・ソルビーノ)の闘い。メキシコで作った『クロノス』がカルトになったデル・トロ監督のハリウッドデビュー作。第二班監督がロバート・ロドリゲスっつーのも豪華ね。ラストは弱いが、アート風の画面設計と、恋人タランティーノの押しで出演したミラちゃん(ハーバード卒のアカデミー賞女優)の下水まみれの大熱演を買いました。(町山智浩/映画秘宝期間限定版ベストテンなんかぶっとばせ!!)

1998年公開、ギレルモ・デル・トロの長編二作目。

主演はミラ・ソルヴィノ。町山さんの紹介文にもあるように、当時はタランティーノの恋人という事で初めて名前を認識しました。
95年に『誘惑のアフロディーテ』でアカデミー助演女優賞を受賞。かろうじて『リプレイスメント・キラー』(アントワーン・フークア監督、チョウ・ユンファのハリウッド進出作)一作だけ出演作を観た事がありました。
 

共演者は知らない人ばかりかと思ったら、なんとサノス役でおなじみジョシュ・ブローリン(若くて全然分からなかった)や『アマデウス』のサリエリ役でアカデミー主演男優賞を獲得したF・マーリー・エイブラハムが出演。
 

内容の方はとにかく気持ち悪い。冒頭から「G」の大発生、全編暗い画面の中でグチャグチャネチョネチョやってます。
2,3と続編が作られる程それなりに好評だったようですが、アメリカ人って虫にあまり嫌悪感が無いんですかね?

デル・トロらしい美術設計やクリーチャーへのこだわりが垣間見え、ストーリーも王道のモンスターパニックもので普通に楽しめますが、元々こういうジャンルが好きな方や監督のファンの方以外には特にオススメはしません(笑)。


「虫映画」といわれて真っ先に思い浮かんだのがこれ。スピルバーグらしい悪趣味描写が散りばめられています。

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あと「ドロヘドロ」の彼を思い出しました(笑)。

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