海街diary: 陽のあたる坂道 (3) (フラワーコミックス)
- 作者: 吉田秋生
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/02/10
- メディア: コミック
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9話と10話(表題作)の感想は以前書いたので、残りの話の感想を。
第8話 思い出蛍
父の一周忌の為、かつてすずと姉たちが出逢った山形の温泉地へ向かう四姉妹。
しかし、父親のかつての再婚相手・陽子は男を作りすでに街を出ていた…
すずのモノローグ、
「嫌い」は「好き」よりずっと早く伝わってしまうのかもしれない
にグッときました。
また、すずと長女・幸が初めてケンカをするところは、「本当の姉妹になったんだなあ」と感じられる良いシーンでした。
第11話 止まった時計
妻と離婚し、渡米を決意した不倫相手の医師・椎名から「いっしょにきてくれないか?」と言われる幸。
一方で勤務先の病院で新設される緩和ケア病棟への異動を打診され人生の岐路に立たされる…
四女・すずが主役のストーリーが多いこのシリーズ。
今回は長女・幸の話がメインで違った雰囲気を楽しめました。