2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

鶴見名所巡り その23 正泉寺

真言宗智山派。寛永元年(1624)の開創。本尊は海中より出現したといわれる薬師如来坐像です。門前に慶安5年(1652)橘樹郡生麦村の文字が刻まれた石地蔵があります。境内には浦名主十左衛門の墓、お心中様の供養碑、亀の供養碑があり、むかし、漁村の寺であ…

鶴見名所巡り その24 真福寺・末吉不動

天台宗。本尊は不動明王、慈覚大師円仁が貞観年中(859〜864)に開創したといわれています。本堂の背後にある不動塚は、慈覚大師による手植えの松の遺跡といわれ、松は天保のころ枯れてしまい、その跡に不動明王降臨霊跡の碑が建てられています。この不動尊…

鶴見名所巡り その25 末広水際線プロムナード

横浜サイエンスフロンティア、環境エネルギー館等の建物が建ち並ぶ末広町の突端にある遊歩道です。目の前につばさ橋、大黒ふ頭、遠くにベイブリッジ等の眺望が素晴らしい。(鶴見みどころ80より) 釣りスポットにもなっています。後ろに見える二本の煙突はトゥ…

鶴見名所巡り その21 成願寺

曹洞宗。馬場町建功寺二世和尚の開創です。元和年間に鶴見の二見台に移転したといわれています。明治39年に、広大な寺地を大本山總持寺移転建設地に献納して、大正元年現在地に移転。大本山總持寺の山内寺院として貫首禅師のご晋山の際には案下処とする習わ…

鶴見名所巡り その22 松蔭寺

臨済宗。鎌倉建長寺第三十世仏寿禅師が、建武元年(1334)に開創と伝えられています。仏寿禅師の墓は墓地の中ほどにあります。当寺は数度の火災のため、什宝旧記を失ってその沿革などは、はっきりわかりません。寺宝に銅像阿弥陀如来坐像があります。奈良時…

鶴見の美味しい店 手打蕎麦 登茂吉

このお店は駅から徒歩15分位のところに在る、普通の街の蕎麦屋さんなのだが、 順番待ちの列が出来る事も多く、かなり遠方から食べに来る人も。 私は蕎麦通では無いが、今まで食べた蕎麦の中で一番美味しいと断言します! 外観。テーブル4卓、座敷2卓の小さな…

鶴見名所巡り その19 獅子ヶ谷市民の森

面積18.5ha、昭和50年に横浜市が減少する緑を守り、自然をそのままの形で後世に残すため、地権者約40名の協力を得て開設しました。樹木は常緑、落葉、植栽の針葉樹、樹齢100年以上のヤマザクラ等、野草ではスミレ、ヒトリシズカ等、豊富な植物類が、虫や鳥を…

鶴見名所巡り その20 蛇も蚊も祭り

毎年6月第一日曜日に本宮の道念稲荷社と原の神明社の二箇所で行う伝統的な祭りです(横浜市指定無形民俗文化財)。茅で20m程の大蛇を作り、この大蛇を担いで、「蛇も蚊も出たけ、日和の雨け」と掛け声をかけながら町内を練り歩きます。疫病退散・海上の安全…

海街diary IX 誰かと見上げる花火

月刊 flowers (フラワーズ) 2009年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/05/28メディア: 雑誌購入: 1人 この商品を含むブログ (3件) を見る・海街diaryシリーズとは… 鎌倉で暮らす三姉妹の元に、幼い頃に離婚して家を出て行った父の訃報が届い…

鶴見名所巡り その17 汐入公園

潮田地区の区画整理事業によって生まれた緑の多い公園です。近くの汐入小学校脇の歩道にドイツ・ハンブルグ市の「桜の女王」が来訪したときに記念植樹した「ソメイヨシノ」があります。かっては、多くの桜の樹も見られましたが、産業道路・高速道路の騒音の…

鶴見名所巡り その18 潮鶴橋水際緑道

潮見橋から潮鶴橋までの両岸の散歩道。市民参加で人々が憩えるよう堤防天端と犬走りを整備し、平成6年(1994)に公開されました。小さな公園には樹木が植えられ、木陰にはベンチが置かれ、川の流れを眺めながら、ゆったりとした時を過ごすことができます。石…

キリンカップサッカー2009 日本代表 対 チリ代表

日本のスタメン GK 楢崎正剛(名古屋グランパス) DF 中澤佑二(横浜Fマリノス) DF 阿部勇樹(浦和レッズ) DF 駒野友一(サンフレッチェ広島) DF 今野泰幸(FC東京) MF 長谷部誠(ヴォルフスブルク)→山口智(ガンバ大阪) MF 遠藤保仁(ガンバ大阪)→橋本英郎(ガンバ…

鶴見名所巡り その15 国道駅

京浜第一国道と交差させて、昭和5年(1930)に開設した駅、駅名「国道」の由来です。駅舎はアールヌーボー風の建物です。開設当時は、ホーム下に「臨港デパート」があり、食品、雑貨、医薬品が販売されていました。旧東海道生麦魚河岸、花月園利用のお客や、…

鶴見名所巡り その16 最願寺

浄土真宗。創立は延慶元年(1308)といわれています。寺伝によると往古は真言宗でしたが、慶長年間に真宗に改めたといいます。本堂前の板碑は区内最大のもので、緑泥片岩製の板碑で、石の頭部を山形とし、その下に二条の切り込みがつけられています。延慶2年…

鶏肉のトマトジュース煮

今からウン年前、会社の合宿研修での事。 同期のA君「○○君(私)、自販機行くけどついでに何か買って来ようか?」 私「ありがとう。じゃあ、何でもいいからジュース買って来て。」 …数分後。 A君「はい。」 私「ありが…」 彼が買って来てくれたのは、トマト…

鶴見名所巡り その13 慶岸寺

浄土宗。天正9年(1581)慶岸上人によって創建された、神奈川の慶運寺の末寺です。旧東海道に沿った慶岸寺の入口に地蔵堂があり、堂内には木彫りで立高1.8mの巨大なお地蔵様が安置されています。この地蔵は伝説とともに、安産と子育地蔵として深く信仰されて…

鶴見名所巡り その14 建功寺

永禄年間、小田原北条氏の家人で寺尾城主の諏訪三河守が、創建したと伝えられています。明治44年曹洞宗大本山總持寺が石川県の能登から鶴見への移転に際しての功により、とくに本山近門寺院と永代色衣着用の栄誉をうけました。なお、当寺は諏訪氏の定紋「諏…

いきものがかり

数年前、神奈川県厚木市で仕事をしていた頃の話。 厚木市では、毎年「鮎まつり」という夏祭りが行われるのだが、 そのプログラムを眺めていた同僚が 「このバンド面白い名前!」と目にとめたのが いきものがかりだった。 左から水野良樹君、吉岡聖恵さん、山…

鶴見名所巡り その11 熊野神社

当社は、弘仁年中紀州熊野の別当尊厳の勧請と伝えられています。社殿は火災、鶴見川・多摩川の氾濫の度に再建され、明治5年新橋横浜間の鉄道開設の際に社地がその敷地にあったため現在地に遷座し、明治6年村社となり、熊野神社と改称しています。境内には鶴…

鶴見名所巡り その12 車地蔵

この地蔵は享保3年(1718)に建立された、高さ1.6mもある等身大の石の地蔵で、お堂の中で道行く人たちを見守っています。お堂の入り口左側の柱には、小さな木製の車が取り付けられており、昔からこの道を通った人たちは、その木の車を回して通るのが習慣で…

イカの塩辛の作り方

スルメイカが安かったので、久しぶりに作ってみた。 作り方 スルメイカを軽く洗い、足の部分を引っ張り肝を取り出す 胴体の内側に指を入れ、骨を剥がすと簡単に引き出せます。 肝の周りに付いている墨袋やワタを取り除く 肝は結構丈夫なので、乱暴に作業して…

鶴見名所巡り その6 大黒海づり公園

対岸の房総の景色や海ほたるが眺められ、そして、東京湾を行き交う大型船舶など雄大な景色が楽しめます。公園には季節の花や魚をモチーフにしたモニュメント群などがあり、自然の風での鈴の音やライトアップなども楽しい。遊具や池、噴水もあり釣りだけでな…

鶴見名所巡り その7 渋沢金井公園

“子どもたちが安心して遊べる場所を”と地元住民が、自宅を含め約1000坪の土地を寄付されて平成5年にできたもので、感謝の記念に地名の渋沢に加えて「渋沢金井公園」と名付けられました。敷地内の樹齢300〜400年とも言われている大きな柿の木(禅寺丸)がシン…

鶴見名所巡り その8 環境エネルギー館ワンダーシップ

“天空に浮かぶ方舟”をイメージして作られています。平成10年完成。環境・エネルギー・都市をテーマとした環境学習施設です。触って動かす展示物、実験・工作などのプログラムを体験しながら、自然の循環や私たちの生活に身近な環境問題について考えます。野…

鶴見名所巡り その9 岸谷公園

生麦一帯の田を潤していた溜め池の一つ「房野池」の跡です。房野池は大正9年に自然公園「三笠園」となりました。しかし、入場者が少なく昭和2年に閉園になりました。その後、昭和11年に池の半分が埋め立てられ、南半分が横浜市営岸谷プールになりました。「…

鶴見名所巡り その10 キリン横浜ビアビレッジ

明治3年、アメリカ人W・コープランドが横浜山手にビール醸造所・スプリングバレーを建設。その後明治40年、麒麟麦酒(株)に引き継がれましたが、大正12年の関東大震災後、大正15年に現在の生麦に移転しました。平成3年大規模なリニューアルを機にビアビレッ…

鶴見名所巡り はじめに

2年前、私が在住する横浜市鶴見区は区制80周年を迎えた。 それを記念して鶴見の名所・史跡等を区民から公募し80箇所を選定したものが、 「鶴見みどころ80」である。 区が発行したこの小冊子を元に、全制覇を目指して 暇な時に家内と二人で散歩がてら訪ね歩い…

鶴見名所巡り その1 愛宕神社

往古は鶴見川沿いに鎮座していたが、洪水で社殿が流され、今のところに移され再建されています。当社では、古くから豊作祈願及び収穫祭として湯花神事が行われています。例年8月の第1日曜日では、境内で釜に湯を沸かし、宮司が湯笹に浸した熱湯を湯玉と称し…

鶴見名所巡り その2 安養寺

浄土宗。明応9年(1500)草創。山門入口に弁天堂があり、本尊弁財天の体内仏は弘法大師と伝えられ、その厨子に「元禄十五年霜月二十二日施主関口氏云々」の銘文があります。また、墓地には、関口東園と同金水の墓があります。東園は生麦の名主で通称藤右衛門…

鶴見名所巡り その3 市場村一里塚

慶長9年(1604)、幕府は東海道などの諸街道を修復し、日本橋を基点として街道の両側に相対して一里塚を築きました(横浜市登録文化財)。旧東海道に面して、「市場村一里塚」の記念碑が建っています。市場の一里塚は、江戸日本橋から五つめの一里塚です。明…