海街diary IX 誰かと見上げる花火


月刊 flowers (フラワーズ) 2009年 07月号 [雑誌]

月刊 flowers (フラワーズ) 2009年 07月号 [雑誌]

海街diaryシリーズとは…
鎌倉で暮らす三姉妹の元に、幼い頃に離婚して家を出て行った父の訃報が届いた。15年以上会っていない父の死を特に何とも思えない次女・佳乃。三女の千佳も父親との思い出がほとんどなく、佳乃と同じ気持ちだった。しかし、長女・幸に頼まれ、葬式に出ることになり山形へ赴いた佳乃と千佳だが、そこで年齢の割にしっかりしている中学生の異母妹・すずに出会う。出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

月刊誌の、しかも不定期連載の為、単行本の刊行ペースが異常に遅く唯一連載を追いかけている漫画。
過去のシリーズでは、家族の絆や友情をメインに四姉妹の誰かにスポットが当たり物語が進行していたが(今のところ三女・千佳は狂言回し役)
今回は姉妹の恋愛について、長女・幸の葛藤、次女・佳乃の(おそらく)新しい恋の相手の登場、そして四女・すずの初恋が同時進行で描かれている。
物語の舞台である湘南・鎌倉の空気感が伝わって来る心地良い作品。
長く連載して欲しい。

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃

「蝉時雨のやむ頃」「佐助の狐」「二階堂の鬼」の3話収録。
特に1話目の「蝉時雨のやむ頃」は傑作。一本の映画のような完成度の高い作品です。
海街diary(うみまちダイアリー)2 真昼の月(フラワーコミックス)

海街diary(うみまちダイアリー)2 真昼の月(フラワーコミックス)

「花低蛇」「二人静」「桜の花の満開の下」「真昼の月」の4話収録。
四女・すずを中心に話が進みます。
すずちゃんの鎌倉さんぽ―海街diary (フラワーコミックススペシャル)

すずちゃんの鎌倉さんぽ―海街diary (フラワーコミックススペシャル)

鎌倉のガイドブック。こんなのも出てます。