- 作者: 槙村さとる
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/06/19
- メディア: コミック
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- この作品は
大手百貨店「越前屋」ふとん売場のやり手販売員・天野絹恵。
彼女は、ある日突然デパートの顔である婦人服売場への異動を命じられる。
「(服なんて)脱げばいっしょじゃない ただの布の山 中味だよ問題は」
と考えている絹恵は新しい職場に戸惑い、上司や同僚から次々に痛烈な批判が浴びせられる。
あなた つまらないものを着ていると つまらない一生になるわよ
お客様はステキな人にアドバイスして欲しいんです ダイエットしてやせてくれませんか?
見た目もふくめて自分だと受け入れられない人は未熟な人間でしょう
そんな彼女だったが優しい同僚や彼氏に支えられ、また努力を惜しまない性格から徐々に実力をつけていく。
そして昔「服が大好きだった」自分を思い出すのだった。
・第12回(平成20年度)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞
・「このマンガがすごい!2008」オンナ編 7位
・香里奈・黒木瞳・山本太郎主演でスペシャルドラマ化もされました。
- 7巻 感想
ヤングカジュアルフロアの新プロジェクトをまかされた絹恵。
対立していたフロアチーフ・小西まみとも和解し、プロジェクトを成功に導く。
自分が本当にやりたい事に気付いた小西はイタリアに旅立ち、物語から退場。展開が速い。
一方、婚約者と別れてから様子がおかしい直属の上司・田渕優作の為に奔走し、
二人の距離が微妙に近づき始める…
「女性の自立」をテーマにした作品も多い槇村さとる。
そんな彼女たちのパートナーたりえる男性は、やはり自分の仕事を理解してくれる同業者ということになるのだろうか。
次回8巻では、絹恵と田渕に合併相手の老舗デパート「松越」の婦人服売場を立て直すという新たな使命が。
「立て直しもの」が大好物の私には楽しみな展開です。
- 槇村さとるの他のおすすめ作品
こちらは、金持ちのお嬢様が父親の死によって自立を迫られフランス料理の世界に飛び込むお話。
中山美穂・唐沢寿明主演でドラマ化。台湾でもドラマ化されたそうです。
- 作者: 槇村さとる
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2003/09/10
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