第七女子会彷徨 1巻 感想

第七女子会彷徨 1 (リュウコミックス)

第七女子会彷徨 1 (リュウコミックス)

こちらでこの作品を知り、石黒正数ファンの私としては、早速チェックしてみました。
元アシスタントということで絵柄や作風が「それでも町は廻っている」に似ていて、「日常の中のちょっとした不思議」を笑いをまじえながら描いた好きなタイプの作品でした。
それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)

それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)

主人公の女子高生コンビ・高木&金やんは「それ町」の歩鳥&タッツンを彷彿とさせます。
この粗忽者&しっかり者(でもちょっとズレてる)コンビというのは最強ですね。
ギャグ漫画として読んでも面白いのですが、SFショート物としても秀逸。


究極の個人情報保護、第3話の「顔隠し君」

クラスメートの死が軽く扱われる、第5話の「デジタル天国」

学校に「友達」という科目がある、第8話の「友達選定」

が特におもしろかったです。
初単行本ということで、今後が楽しみな作家さんです。