チーム★アメリカ/ワールドポリス 感想

チーム★アメリカ ワールドポリス スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

　　

2005年公開。『サウスパーク』のトレイ・パーカー監督作。
人形劇です。要は『サンダーバード』みたいな感じなのですが、人形たちの表情がやけにリアルだったり、やたらアクションシーンが凝っていたりします。かと思うと、歩くシーンになるとあからさまに操り人形（笑。
内容は監督お得意の悪趣味満載（人形同士のベッドシーンは必見（笑！）なのですが、大筋のストーリーはアクション映画の王道といった感じで、『サウスパーク』よりも観やすかったです。
そして、超豪華な出演陣（笑。アレック・ボールドウィン、ティム・ロビンス、ショーン・ペン、ヘレン・ハント、ジョージ・クルーニー、リブ・タイラー、スーザン・サランドン、マット・デイモン（この扱いで腹を立てない本人は相当心が広いと思います）、マイケル・ムーア、etc…と実写で撮ったらいったい幾らギャラがかかるんだという顔ぶれ。さらに悪役で金正日まで登場します。
この映画、チームアメリカ自体がまさに「世界警察」たるアメリカ合衆国のパロディだったり、イラク戦争に反対したリベラル系ハリウッドスター達を徹底的に馬鹿にしていたりと色々深読みも出来そうですが、あまり考え過ぎずに楽しんだ方が良いのではないでしょうか。

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