デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2 感想

  
2006年公開。『悪魔のいけにえ』風ホラー『マーダー・ライド・ショー』でデビューしたロブ・ゾンビの監督2作目。
前作とは打って変わり、主人公の殺人鬼一家の警察からの逃避行を描いたストーリーはアメリカン・ニューシネマを彷彿とさせます。
目を背けたくなるシーンも多く、この極悪一家を許容できるかで大きく評価が分かれそうな作品ではありますが、監督の過去の名作に対するオマージュや、映像や音楽の高いセンスが感じられました。
基本的には前作を観ていなくても問題ありませんが、終盤のあるキャラクターの登場だけはやや唐突に感じてしまうかもしれません。