いつも拝見しているサイトさん経由で、こんな記事を読みました。
WEBアニメスタイル もっとアニメ見よう-神山健治の「監督をやるなら観ておきたい20本」
神山健治さんに関しては全く知識が無かったのですが、「攻殻機動隊」のTVシリーズの監督などをされている方だそうです。
その神山さんが選んだアニメの殿堂入りともいえる作品群(実際は19本)が、かなり私の琴線に触れるラインナップ。
- 『あしたのジョー[TV]』(1970)出崎統
- 『ルパン三世[TV・旧]』(1971)大隅正秋、Aプロ演出グループ(高畑勲・宮崎駿)
- 『アルプスの少女ハイジ[TV]』(1974)高畑勲
- 『フランダースの犬[TV]』(1975)黒田昌郎
- 『母をたずねて三千里[TV]』(1976)高畑勲
- 『未来少年コナン[TV]』(1978)宮崎駿
- 『ルパン三世 ルパンVS複製人間[映画]』(1978)吉川惣司
- 『機動戦士ガンダム[TV]』(1979)富野喜幸(現・由悠季)
- 『銀河鉄道999[映画]』(1979)りんたろう
- 『エースをねらえ![映画]』(1979)出崎統
- 『ルパン三世 カリオストロの城』(1979)宮崎駿
- 『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(1984)押井守
- 『風の谷のナウシカ』(1984)宮崎駿
- 『オネアミスの翼 王立宇宙軍』(1987)山賀博之
- 『となりのトトロ』(1988)宮崎駿
- 『トップをねらえ! Gun Buster』(1988)庵野秀明
- 『機動警察パトレイバー[映画]』(1989)押井守
- 『機動警察パトレイバー2 the Movie』(1993)押井守
- 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』(2001)原恵一
調べてみたら、やはり同年代の方でした。
本日はその中から、先日TV放映もあったこの作品を紹介。
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久し振りにアニメが「映画」になった瞬間を観た気がしたんです(神山健治)
もう31年(!)も前の作品なんですね。
天才・宮崎駿の「カリオストロの城」の影に隠れてしまった感はありますが、今観ても面白い。
※視聴しながらの感想
- 冒頭。家内が「なんでドラキュラみたいなカッコしてるの?」「なんで爆発?」と言ってました。たしかにルパンに慣れ親しんでいない人から見たら変(笑)。
- と思っていたら、ドラキュラ城のマンドラゴラを盗みに来てたのね。
- 「またつまらぬものを斬ったか」
- コンボイでかすぎ(笑)。
- 不二子が原因で仲間割れ。黄金パターン。
- テープレコーダーの声、やけにセリフがヘタだなあと思ったら赤塚不二夫さんと梶原一騎さんでした。
- 「長ぇ事モンローとハンフリー・ボガードのファンだったが、今日限りだいっ!!」
- ヨーロッパ圏では、ヒットラーのシーンはカットされるのだろうか?
- マモー登場。今までの敵役に無い不気味さ。悪役のキャラが立っているのも「映画」たりえる必須条件か。
- 斬鉄剣が折れたのは、当時はけっこう衝撃でした。
- ここでようやくマモーがクローン人間であることが発覚。そう考えるとこのタイトルはどうかと思う。(公開時は副題無し)
- 「五ェ門…助かったぜ。」私がこの映画で一番カタルシスを感じるシーン。
- マモーの正体も、とっても映画的。
- 「ルパン音頭」は名曲。