時をかける少女 感想

現在公開中の映画｢サマーウォーズ｣が気になっていたので、細田守監督の前作｢時をかける少女｣を視聴してみました。

時をかける少女 [Blu-ray]

原作は筒井康隆の小説。何度も映像化されており、私の世代には原田知世が歌う｢と〜き〜を〜かける少女〜♪｣の主題歌が耳にこびりついています。

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アニメは今までの映像化作品と違い、原作の20年後の世界で二代目主人公・紺野真琴が活躍するオリジナルストーリーとなっています。（初代主人公・芳山和子も登場します）
高校生活や人物の動きを丁寧に描いており、ちょっと｢耳をすませば｣に雰囲気が似ているなと思いました。（主人公の性格はかなり違いますが（笑）

耳をすませば [DVD]

*細田監督はスタジオジブリの採用試験を受けたことがあり、その際宮崎駿監督から｢君のような人間を（ジブリに）入れると、かえって君の才能を削ぐと考えて、入れるのをやめた｣という直筆の手紙をもらいました。また、その後｢ハウルの動く城｣の監督として抜擢されましたが諸事情により降板したそうです。
物語はタイムリープというＳＦ設定を背景に｢二度と戻らない青春｣や｢少女の成長｣を描いた、とても良い作品でした。（多少タイムパラドックスに突っ込み所はありましたが！）
｢サマーウォーズ｣も是非観てみたいと思います。
*メインキャストは本職の声優ではなく、主人公たちと同年代の俳優やモデル。みなさん上手い！
特に主人公を演じた女優の仲里依紗（なか りいさ）さん。ちょっとボーイッシュな良い声をしていますね。

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