- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2000/03/25
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原作は「家なき子」の作者、エクトル・マロの「アン・ファミーユ」。
邦題は「家なき娘」または「家なき少女」と訳されており、その印象から主人公が悲惨な目に遭う暗い話かと思っていたのですが、
実際見てみると少女・ペリーヌのサバイバル&立身出世物語といった様相でした。
また、通常こういった物語には主人公の成長が欠かせない要素のひとつですが、ペリーヌは1話からほぼ完璧超人。
自分の父親が死んだばかりだというのに、悲しみに沈んでいる母親を慰め元気づけている様はとても13歳には見えませんでした。
物語序盤のフランスを目指す旅のパートはアニメのオリジナル。原作の冒頭部分であるパリ入城あたりからが俄然面白くなります(逆に、それまではやや間延びした印象)。是非、ここまでは我慢して観て下さい。
それでは最後に、ペリーヌの母・マリの名言をどうぞ。
「人に愛されるには、まず自分が先に人を愛さなくては」