シティ・オブ・ゴッド 感想

シティ・オブ・ゴッド [DVD]

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 ナイロビの蜂 [DVD]

作監督からは何の影響も受けてないにもかかわらず『キル・ビル』以上に深作魂あふれる傑作。(町山智浩/映画秘宝2004年3月号)

2003年公開のブラジル映画
1960年代から70年代にかけてリオデジャネイロ郊外のスラム街で起きたギャング団同士の抗争を描いた、実話を基にしたストーリー。
ハリウッド映画と違い、子供達も銃を持ち殺人の加害者にも被害者にもなってしまいます。
しかし、映画全体はブラジル気質のせいか陽気な雰囲気。ある種、青春映画のようでもあります。
一般に知られている役者も出ていないのですが、キャラクターの描き分けが上手く、最初から全く混乱する事なく物語に没頭する事が出来ました。
でも、この映画を観て一番感じた事は彼女がいない男は凶暴になりがち、だったりします(笑。