アナコンダ 感想

  
1997年公開。
以前よくテレビ放映されていたような気がするのですが、「どうせ『ジョーズ』の亜流でしょ」とスルーしていました。
ところが実際に観てみたら意外と面白かったです。
出演者もジェニファー・ロペスアイス・キューブジョン・ヴォイトアンジェリーナ・ジョリーのお父さんなんですね!)、エリック・ストルツダニー・トレホ(ヒゲが無い!)と何気に豪華。
監督のルイス・ロッサは本作以降作品を発表していないようですが(ウィキにも載っていない!)*1前作の『スペシャリスト』は観た事がありました。スタローンとシャロン・ストーンのベッドシーンはまるで戦っているようだったという記憶しかありませんが…。そのさらに前作の『山猫は眠らない』は知る人ぞ知る傑作らしいですね。
作品の感想に話を戻しますと、まずストーリーのテンポがいいなという印象を受けました。キャラクターも話の展開の中で上手く人物像を紹介しながらしっかりと描き分けが出来ていたと思います。
まあゲアリー(オーウェン・ウィルソン:録音担当)が寝返る理由が弱いなとか、アナコンダがいかにもCGだな(でも「ジョン・ボイトの踊り食い」シーンは最高(笑)とかツッコミ所も無いわけではないですが全体的には楽しい映画です。


山猫は眠らない [DVD]

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*1:追記:2005年に監督の従兄弟でもある、ノーベル文学賞受賞者マリオ・バルガス・リョサ原作の『The Feast of the Goat』という映画を撮っていました(日本未公開・未ソフト化)。