マッハ!!!!!!!!　感想

出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
発売日: 2010/07/02
メディア: DVD
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2004年公開。
「タイ・アクション」を一躍世界に知らしめた作品。
話題になった当時レンタルで視聴。確かにトニー・ジャーの身体能力には驚愕したのですが、作品自体は正直期待を上回るものではありませんでした。
今回再視聴してみても、残念ながらその感想は同じ。
まずなんといっても脚本に問題があると思います。村の仏頭を盗んだのやムエの姉を殺したのも小悪党で、ボスや最強の敵はいわばとばっちり。倒されてもあまりカタルシスがありません。
アクションシーンも古式ムエタイをメインにした格闘やトゥクトゥクを使ったカーチェイス等はタイという国らしさが出ていて良かったのですが、一番の見せ場が前半の市場での逃走場面になってしまっており、それもいちいちスロー再生を繰り返すので映画のテンポが悪く感じました。
もったいないけど、これがタイ映画の限界なのかなと思っていたのですが、その考えは監督の次回作で覆されることになります…！