2020秋アニメ 父(51)と息子(10)のベスト5

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2018冬アニメ編 2018春アニメ編 2018夏アニメ編 2018秋アニメ編
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※感想には一部ネタバレが含まれています。

父のベスト5

1位『ゴールデンカムイ

1期・2期を通じてある程度の面白さが担保される事は分かっていたので当初はこの作品を基準に秋アニメ全体を観ていこうと思っていたのですが、いざ始まってみると予想をはるかに上回る面白さで全く指標になりませんでした(笑)。また2期の網走監獄襲撃シーンを超える事は無いと思っていたクライマックスも、これまでの旅を通じてそれぞれのキャラへの思い入れが深まった分、同等或いはそれ以上の盛り上がりを感じました。匂い立つ男達のしつこいまでの悪ふざけや、変態・パロディ・コントと様々な手法で笑わせておいてからの唐突に訪れる暴力と死。これぞこの作品の真骨頂!印象に残ったキャラクターはやはり尾形でしょうか。cvの津田健次郎さんは他作品の中には「ツダケン」が前面に出て来てしまうものも有りましたが、本作では津田さんの名前は自分の頭の中から完全に消え「尾形百之助」本人として見ていました。

2位『無能なナナ

1話の衝撃のラストを見た段階では、これが出オチになるのではないかと心配しましたがそれは全くの杞憂で、次々に訪れる展開に毎週釘付けになりました。また当初はナナが安易に罪悪感を抱いたり改心したらサムいなと思って見ていましたが、ミチルちゃんの聖人っぷりとラストの展開で納得。全体的に色々とガバガバな部分も有りましたがハッタリの効いた好演出で最後までずっと面白さが持続しました。それだけに原作連載中できちんと完結出来なかったのが非常に勿体無かったです。

3位『安達としまむら

所謂きらら系のゆるい感じを想像していたら、モノローグの多用で安達・しまむら両サイドの心情を見せる事で意外とシリアスというか退廃的で文学的な感じに仕上がっていました。本筋の方は童貞男子のようなムーブをする安達を微笑ましく思う一方で、飄々と見えていたしまむらが、人間関係に冷めている自分を嫌悪し、ストレスを感じながらも孤独を恐れていたり意外と面倒くさい事が分かって来て物語に深みが増しました。ヤシロをはじめとする謎世界観も最終的にはそう言うものだと飲み込めましたし、キャラデザ・キャスト陣も良し。特にしまむら役の伊藤未来さんはハマっていたと思います。ただやはり微妙な作画や演出を見るに、どうしても他の制作会社で見たかったとも思ってしまいました。

4位『体操ザムライ

引退間際のスポーツ選手が主人公と言う事で同じ制作会社の「ユーリ」が連想され、本作では主人公がメンター側を担う展開になっていくのかと思ったら荒垣父娘とレオを軸とした人間ドラマの方がメインに描かれた印象。終盤までは「体操以外のドラマの方が面白い」なんて失礼な事も思いましたが、最終回ではその部分でもしっかりと燃える展開を見せてくれました。全体としてもやや浮いていたCGと鉄男の掘り下げ不足の他は文句無しの出来でした。

5位『いわかける!

スタート当初は物語を進める為の非現実的なキャラ造形や安易な悪役キャラ起用、強引なストーリー展開が気になっていましたが、中盤では低身長に泣く野々先輩や好の才能に絶望する隼でスポーツの残酷さを見せ、クライマックスではその二人が復活し、努力を重ねた主人公と共に勝利を掴む展開にはベタながらもアツくなりました。駆け足のシナリオや止め絵の多い作画等、不満を言えばキリが無いんだけど何故か嫌いになれない作品でした。

他、完走作品
『魔女の旅々』『魔王城でおやすみ』『呪術廻戦』『アクダマドライブ』『戦翼のシグルドリーヴァ』『トニカクカワイイ』『魔法科高校の劣等生 来訪者編』『神様になった日』『憂国のモリアーティ』『100万の命の上に俺は立っている』『神達に拾われた男』

息子のベスト5

1位『ゴールデンカムイ

ギャグが面白くアクションがちゃんと動きがあってはく力があった。一番好きな回はスチェンカで、岩息がすごく面白かった。4期を早くやってほしい。杉元とアシリパさんが再会してすごくもり上がった。続へんで鶴見中いと土方が活やくするか気になる。

2位『無能なナナ

ミチルちゃんが死んじゃってショックだった。2をやってほしい。続きがどうなるのか気になる。

3位『安達としまむら

安達と話が面白かった。

4位『体操ザムライ

主人公が四回転ちゃんと出来てスッキリした。キャラクターの個性が有って良かった。

5位『いわかける!

最後の種目でアンネに好が勝ってスッキリした。キャラクターもエンディングも良かった。

他、完走作品
魔王城でおやすみ』『魔女の旅々』『おそ松さん』『戦翼のシグルドリーヴァ』『憂国のモリアーティ』『呪術廻戦』『トニカクカワイイ』『神様になった日』『アクダマドライブ』『100万の命の上に俺は立っている』『神達に拾われた男』