アマルフィ 女神の報酬 感想

いつも参考にしている映画サイトで高得点だった為観る前にハードルが上がっていたのもありますが、個人的には今一歩でした。
以下ネタバレの感想です。

キネマ旬報 2009年 7/15号 [雑誌]

キネマ旬報 2009年 7/15号 [雑誌]

アマルフィ 女神の報酬 オリジナル・サウンドトラック

アマルフィ 女神の報酬 オリジナル・サウンドトラック

  • キャスティング

・主演の織田裕二は良かった思う。切れ者の外交官を魅力たっぷりに演じていた。
天海祐希はミスキャストだったかな。彼女だと強すぎて自分一人で事件を解決してしまいそう(笑)。
・大塚寧々とチビノリダーって必要?

  • 脚本

・警備会社内のシーン、天海祐希はどう考えても射殺されるでしょ。しかもラストでお咎め無しっぽいし。
佐藤浩市はキャラクターの掘り下げ方が物足りない。ラスト前で過去が語られるだけで、天海祐希との関係も希薄だし…。ベタではあるが、犯人は織田裕二の昔からの知り合い(福山雅治)か内部の人間(佐野史郎)の方が深みが出たと思う。
・犯人グループは元々は民間人なのに、コンピュータはハッキングするわ銃火器の扱いには慣れてるわ…。逆に佐藤浩市以外はテロリストだとしたら、織田裕二の説得であんな簡単に投降してしまうのはおかしい。

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以上、文句ばかり書いてきましたが、上にも書いた通り織田裕二演じる外交官・黒田康作は魅力的なキャラクターなので続編はアリだと思います。
その際、問題になるのは犯人役ではないでしょうか?
毎回日本人にする訳にもいかないし、外国人にするとキャラクターに魅力を出すのが難しそう。