ジュラシック・パークIII 感想

 遠い空の向こうに オーシャン・オブ・ファイヤー [Blu-ray]
2001年公開。
前二作はスティーブン・スピルバーグ監督によるあまりにも有名なヒット作。
ただ、個人的な印象は、一作目はCGで描かれた動く恐竜たちには感動を憶えましたが、後半のストーリー展開は『エイリアン2』っぽいなと思いましたし、二作目に関しては最早観たかどうかの記憶すら定かではありませんでした(世評も良くはなかったようです)。
そんな感じで観賞した本作。なんとなくB級感・パチ物感が漂っていたのですが、実際には製作総指揮にスピルバーグがクレジットされていますし、製作費も3作で一番多かったりします。※しかも脚本には『サイドウェイ』『ファミリー・ツリー』の監督アレクサンダー・ペインが参加しています
監督はジョー・ジョンストン。これまで名前を特に意識した事はなかったのですが、過去に『ロケッティア』という作品を観ていて、それなりに面白かったような記憶があります。デビュー作『ミクロキッズ』から最新作『キャプテン・アメリカ』まで並べてみると、なんとなく一定レベルの作品をソツなく作る職人監督というイメージを受けました。
ストーリーもそれに準じて前二作にあった「人間の欺瞞」みたいなテーマは薄れ、まさにアトラクション的な娯楽作品になっており逆に好感を持ちました。
恐竜たちの見どころとしては前半のスピノサウルス対ティラノサウルスのバトルと翼竜たちの活躍でしょうか(後半のラプトルたちは、恐竜というよりもはやエイリアンに見えました(笑)。
事前に期待値をあまり上げ過ぎないで観る分には、思わぬ拾いものとなるのではないでしょうか。


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