ブレイド 感想


1999年公開。
知らなかったのですが、これもアメコミが原作らしいです。
主演はウェズリー・スナイプス。ハリウッドでの黒人アクションスターの草分け的存在といっても良いのではないでしょうか。なんと現在、脱税の罪状で刑務所に収監中との事。
彼が演じる主人公ブレイドは妊娠中の母親が吸血鬼に噛まれた為混血となり、ヴァンパイアとしてのパワーを持ちながら、日光を浴びても平気な体質となっています(人間と吸血鬼のハーフのヴァンパイアハンターというと、『吸血鬼ハンターD』を思い出します)。
キャラクター設定も敵役のフロスト(スティーヴン・ドーフ)も吸血鬼に噛まれた元人間・つまり生まれながらのヴァンパイアではないというのが面白いと思いました。
アクションに関しては、さすが空手の有段者だけあってブレイドのカンフーアクション、そしてハリウッドお得意のガンアクションは素晴らしかったのですが、名前にもなっている肝心のチャンバラが他の二つに比べて見劣りするなと感じました。
肩の力を抜いて観る分には…といった感じでしょうか。