冷たい雨に撃て、約束の銃弾を　感想

　　

宇多丸が映画「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」を賞賛

2010年公開。
『ザ・ミッション非情の掟』『エグザイル/絆』の姉妹編といっていい一作。
主演はフランスの大スター、ジョニー・アリディ（失礼ながら私は全く知りませんでしたが）。
彼に協力する殺し屋役で前二作品のレギュラー・メンバー4人からアンソニー・ウォン、ラム・シューの2人が出演しています。
残念ながら「あの」4人の内の2人しかいないという事で映画の魅力も半減。しかもその2人もラストの戦いには登場しないので、アリディさんには悪いですがイマイチ盛り上がりません。
相変わらずの銃撃戦での「様式美」やコミカルな食事シーンなどの見所ももちろん有るのですが、前二作と比べると数段落ちる作品と言わざるをえません。

※この作品はフランス側からジョニー・トー監督にオファーしたとのことで「日本でもやればいいのに」と思っていたら、実は既にやっていました。
それがこの作品。