狼は天使の匂い 感想

www.thecinema.jp

【町山智浩のアメリカ映画特電】『さらば友よ』&『雨の訪問者』&『狼は天使の匂い』

町山智浩のVIDEO SHOP UFO『狼は天使の匂い』前解説(洋画専門チャンネル ザ・シネマより)

死ぬまでガキの遊びを続ける男たちのおとぎ話。(町山智浩/映画秘宝2008年2月号)

※このタイトルを聞いた時はチャールズ・ブロンソン主演の男臭い映画を想像したのですが、全然違いましたw。
 

1972年公開。
監督は『禁じられた遊び』『太陽がいっぱい』のルネ・クレマン
 

以前、下記の感想で70年代の日本のテレビドラマっぽい既視感に似た懐かしさを感じると書きました。
mayojo1207.hatenablog.com

本作でも時代は違えども同じく既視感を覚えたのですが、町山さんの解説を聞いて納得。ジョニー・トーにも影響を与えた作品だったんですね。
 

Amazonの紹介によるとストーリーは、

ヘリコプター事故でロマの女の子を死なせてしまい、追われる身となったトニーは、フランスからカナダに逃げて来た。
モントリオール万博の会場でトニーは、殺人事件を目撃したことからギャング一味に捕らえられ、ある島に連れて行かれる…。

となっていてサスペンスかな?という感じなのですが、実際に観た印象はどちらかと言うと青春映画っぽくもあり、なんとも形容しがたい作品です。私は
仲良しサークルにサークルクラッシャーが入ってきて崩壊する話
と解釈しました(笑)。