スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団 感想



20100820スコット・ピルグリムVSザ・ワールドパート 1

町山智浩の映画塾!「スコット・ピルグリム VS. ~」<予習編> 【WOWOW】#23

この原作も『キック・アス』と同じで人間観が浅いんだけど、さすがエドガー・ライトはリッチな映画に仕上げたね。(町山智浩/映画秘宝2011年3月号)

2011年公開、監督はエドガー・ライト。これで全作コンプリートしました(まだ5作品だけど)。

感想としては面白かった(特にファミコン世代・MTV世代の人には刺さるのでは)んだけど、監督の他作品と比べるとワンランク落ちるかなあ。

原作はブライアン・リー・オマリーのコミック作品。
映画でも漫画やゲーム的な描写が多く、後の『レディ・プレイヤー1』に先駆けた実写とゲームを融合させたバトルシーン等は実際上手くいっていましたが、そこに注力した分監督の作品の特徴であるカット割りのテンポが悪くなってしまった印象。

また、日本のラブコメよろしく三角関係を繰り広げるメイン3人のビジュアルが合っていないと感じました。
まず主人公スコット・ピルグリム。原作ではこんな感じのヤンチャなイメージなんですが、マイケル・セラではナヨっとしすぎ。

次にヒロインのラモーナ。メアリー・エリザベス・ウィンステッド自体はいいんだけど髪型がなあ。スコットが一目惚れする程美人に見えなかった。

そしてスコットに振られてしまう前カノのナイブス。原作のビジュアルはおとなし目なんだけど、演じるエレン・ウォンさんはどちらかと言うと陽キャっぽい。
 
てか、原作のナイブスちゃん可愛すぎか!

↓原作コミックの日本語版。ちょっと読んでみたい。

結論:これアニメでやった方が絶対ウケたと思います

Scott Pilgrim vs. The Animation

mayojo1207.hatenablog.com
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