ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲 感想

  
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ティム・バートン憎しには大賛成。(町山智浩/映画秘宝2002年3月号)

2003年公開。先日の『チェイシング・エイミー』に引き続きこちらも観賞。
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ケヴィン・スミス作品に登場する二人組「ジェイ&サイレント・ボブ 」(ボブ役は監督自身)を主役に据えたコメディ映画。ストーリーはアメリカン・コメディでは鉄板の「おバカコンビ珍道中」ものです。
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まあ、こう言った系統の映画が好きな方であればそれなりに面白いとは思うのですが、より楽しく観るには色々とリテラシーが必要なのもまた事実。
まず第一に監督の前作を多くチェックしている事(そもそも彼のファンでなければ、この映画を観ないとは思いますが)。私は上記の『チェイシング・エイミー』しか観ていないのですが、同作品からも多くのキャラクターが登場します。他にもアメリカのドラマや青春映画の知識もあった方がいいのかなと感じました。

そして監督の人脈の広さなのか、常連のマット・デイモンベン・アフレックはもちろん、コメディスターのウィル・フェレルクリス・ロック、映画監督のガス・ヴァン・サントウェス・クレイヴン、果ては歌手のアラニス・モリセットまで多くの大物がゲスト出演しています。
 二人の映画監督は、それぞれ自身の作品の続編撮影中という設定で登場。

極めつけは、この映画のタイトルにも引用されている『スター・ウォーズ』からキャリー・フィッシャーマーク・ハミルが。ていうか、監督

マーク・ハミルライトセーバーで戦いたかっただけだろ!


そして昨年(2019年)、まさかの続編が公開。残念ながら現在のところ日本公開・ソフト化は未定です。