ナポレオン・ダイナマイト（バス男） 感想

　

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いざという時、心に『特攻野郎Aチーム』のテーマが流れる男、それがナポレオン・ダイナマイトだ！イモ畑と牛しかいないアイダホのド田舎に住む、トッド・ソロンズからIQをマイナスしたような高校生、それがナポレオン・ダイナマイトだ！製作費たった4000万円ぽっちのDV撮り映画、そしてアメリカで40億円も稼ぎだした大ヒット作、それが『ナポレオン・ダイナマイト』だ！ナポレオンは小倉一郎に女性ホルモンを注射したような兄（引きこもりでネット中毒）と2人暮らしだが、そこに筋肉バカの叔父（無職）が転がり込んで「過去に戻ってフットボール選手になればモテモテだ！」とタイムマシンを通信販売で買うためインチキ商売を始める。『ラッパー慕情』と同じダメ人間たちの痛い脱力コメディ。監督のジャレッド・ヘス（25歳）によればタイムマシンも含めて全部自分の家族（モルモン教徒）の実話だそうな。オチも泣けるぞ！（町山智浩/映画秘宝2005年3月号）

悪名高い邦題『バス男』で知られる本作、この度ようやく映画会社の公式謝罪とともに、原題『ナポレオン・ダイナマイト』で再リリースされることとなりました。

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ギャグ自体は日本人でも笑えるものが多く、クライマックスのダンスシーンも現実離れした程には上手過ぎない絶妙なさじ加減。
アメリカではよく見かけるナード（オタク）が主人公のコメディ映画、この作品でも主人公のナポレオンのキモさを許容出来れば、楽しく観る事が出来るのではないでしょうか。

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