オデッセイ　感想

リドリー・スコット初のミュージカル・コメディなのに日本では感動大作売りなの？（町山智浩/映画秘宝2016年3月号）

人類が偉大なものになる為に必要なのは科学とユーモアである

クリストファー・ノーランが『インターステラー』で発した「人類よ、宇宙に目を向けろ」というメッセージ。

それに続く巨匠リドリー・スコットの人間賛歌。本当に素晴らしい作品です。
JAXAは『宇宙兄弟』の続編制作と定期的な再放送をするべき
割とホンキでそう思います。

町山智弘さんが「たまむすび」で映画内で流れる楽曲に字幕が付かないと嘆いていらっしゃいましたが、前半はシーンとシンクロしている部分の歌詞は訳されていましたね。ところが後半からは何故か字幕が一切なし。

「波風を立てる・事を荒立てる」という慣用句みたいです。曲がかかるシーンではなく、次のシーンで起こる大惨事を示唆しているのかな？

置いていかないで、生きていけないってまんまですね（笑）もっと序盤で流れるのかと思ってました。

スターマンが宇宙で待っている、僕たちに会いたがっている。
高橋ヨシキさんが2回の観賞とも涙で画面がぼやけてちゃんと見たことがないというのも納得の感動シーンで流れます。

Could'nt escape if I wanted to
knowing my fate is to be with you
望んだって逃げられない、あなたと一緒にいるのが私の運命
このあたりがシーンに合致している部分でしょうか？

楽曲全体が奇跡の合致！
中国だけでなく、ロシア・エジプト・イスラエルの国名も出てきます。

これも、まんま（笑）

※訳はテキトー