グリーン・ゾーン 感想

ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』のコンビ、ポール・グリーングラス監督・マット・デイモン主演ということで
勝手に「戦場のボーン」みたいな映画をイメージして観にいったのですが(今回は事前情報を全く入れませんでした)、実際はサスペンス風味の戦争映画でした。
※ネタバレ注意
ボーン・スプレマシー 【プレミアム・ベスト・コレクション】 [DVD] ボーン・アルティメイタム [DVD]
感想は正直中途半端
聞けば、この映画の原作はノンフィクション作品とのことで、イラク戦争の裏で起きていたアメリカ政府の陰謀が主軸として描かれているのですが、
その陰謀の中身も今となっては周知の事実の為、物語内でそれが明かされても全く驚きがありません。
アクションシーンはなかなか迫力があって良いのですが、マット・デイモン扮する米兵の行動は明らかに命令違反だろとツッコミを入れたくなるなど、どこまでがノンフィクションでどこからがフィクションなのか非常に分かりづらい作りになっています。
リアルさを追求した為か、ラストも不完全燃焼で全くスッキリしません
「ボーン・シリーズ」的なものを期待されている方にはオススメできません。