X−MEN:ファースト・ジェネレーション 感想

  


【町山智浩映画解説】X-MENの創世を描いた『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』

宇多丸 X-MEN ファースト・ジェネレーション シネマハスラー

町山智浩の映画塾!「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」<予習編> 【WOWOW】#33

2011年公開。面白かった。
歴代アメコミヒーローものの中でも傑作といって良いのではないでしょうか?


X−MEN」といえばヒュー・ジャックマンウルヴァリンでおなじみ、2000年公開からの三部作+番外編がありますが、
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今作は旧作品群では既に老人だったプロフェッサーXやマグニートーらの若き日が描かれます。
まずは、マグニートー役のマイケル・ファスベンダーが素晴らしい!
(この人どこかで見たことあるなーと思っていたら、「イングロリアス・バスターズ」に映画に詳しいイギリス軍の中尉役で出演してました)
彼が後に人間と敵対するに至る心情を繊細に演じています。
また、旧作ではただの化物のようだったミスティークの背景も描かれ、なんだか後の悪役側の方に感情移入してしまいます。
ストーリーも若き二人を中心とした仲間達の友情や葛藤を描きながら、実際のアメリカ史(キューバ危機)や差別問題などを絡め非常に内容の濃いものとなっています。
今シリーズも全三部作を予定しているとの事で、次回作以降も楽しみです。