リベリオン 感想
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2009/06/03
- メディア: Blu-ray
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2002年公開。
主演はバットマン役でおなじみのクリスチャン・ベール。
この映画の代名詞といえば「ガン=カタ」。ガンアクションと格闘をミックスしたものなのですが、カンフーというよりは、名前にもあるように日本の武術の「型」や歌舞伎などの「見栄」の影響を感じました。これがとにかくカッコいい。この「ガン=カタ」だけでも、この映画を観る価値があると思います。
舞台設定は第三次世界大戦後の近未来の独裁国家で、人々は二度と戦争を起こさない為に薬により感情を抑えられています。
また、感情を揺り動かすという理由で「芸術」が禁止されており、芸術品を隠し持ったり薬の投与を辞めた人達を取り締まる捜査官が本編の主人公ジョン・プレストン。あるきっかけで薬の服用が出来なかった彼が徐々に感情に目覚め…というのが主なストーリー。
正直、このSF設定には詰めの甘さを感じてしまいます。例えば、薬の投与は個人で行うという管理体制の不徹底さや、服用しているはずなのに感情を表に出す人間がいたり。娯楽性とのバランスを考慮したのかもしれませんが、ここをもう少し作り込んでいけばSF映画史に残る作品となりえたかもしれません。
「ガン=カタ」はオリジナリティがありすぎて、引用するとすぐパクりと分かってしまう為、なかなか他の映画で見る事は出来ませんが、カート・ウィマー監督の次回作『ウルトラヴァイオレット』では再び登場しているようです。
※『ラストリベンジ/怒りの標的』
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