祝・復活! 映画秘宝2010年代ベストテン

今年の1月に突然の休刊となった映画秘宝。喜ばしい事に昨日復活となったのですが、うっかり予約をし忘れ気付いた時にはアマゾンで品切れ・早くもプレミアが。そこで地元で頑張っている書店に開店同時に飛び込んだところ、残り2冊でギリギリ入手出来ました。
この号では見出しの通り2010年代のベストテンが発表されたのですが、前回の識者の投票によるゼロ年代とは異なり「映画秘宝独断と偏見で選ぶ」ランキングとなっていたので今までの一覧には含めず別記事としました。

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※ちなみにゼロ年代のベスト10はこちら
1位 殺人の追憶(2004年3位)
2位 宇宙戦争(2005年2位)
3位 トゥモロー・ワールド(2006年3位)
4位 少林サッカー(2001年8位・2002年1位)
5位 デス・プルーフ(2007年3位)
6位 愛のむきだし(2009年5位)
7位 グラン・トリノ(2009年2位)
8位 ダークナイト(2008年1位)
9位 アポカリプト(2007年1位)
10位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年1位)

そして以下がテン年代ベスト10。「独断と偏見」と謳っているだけあって、年間ベストに全くランクインしていない作品があったりしてよりマニアックに、より偏差値が低くなったような気がします(褒めてます)。

1位『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 ジョージ・ミラー

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2015年1位。うん、知ってた。

2位『オデッセイ』 リドリー・スコット

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2016年7位。実はこれ、個人的2010年代ベスト1の作品。記事には「この作品をベストに挙げる方はほとんどいないんじゃないかと思う」なんて失礼な事書いたのですが、まさかの高評価で素直に嬉しい。
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3位『レゴバットマン ザ・ムービー』 クリス・マッケイ

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2017年9位。テン年代を席巻したマーベルではなくDCの、しかもこの作品がランクイン。吹き替え版がなー。小島よしおさんの演技自体はそれ程悪くないんだけど、持ちネタやらせまくった音響監督の罪。

4位『スーパー!』 ジェームズ・ガン

 
2011年12位。ジェームズ・ガンが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の前に発表した作品。宇多丸さんも高評価だったし興味あるんだよなー。

宇多丸が映画「スーパー!」を賞賛

5位『バーフバリ 伝説誕生/王の凱旋』 S・S・ラージャマウリ

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2018年9位(王の凱旋)。王を称えよ!

6位『キラー・ジョー』 ウィリアム・フリードキン


2011年制作・日本未公開。年間ベストではランク外もまさかのトップ10入り。邦題は『キラー・スナイパー』。日本ではレンタルでしかDVDが出ていないので、ショップで見かけたら迷わず借りろ!
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7位『ヒーローショー』 井筒和幸

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2010年8位。ジャルジャルの後藤さんの演技はもっと評価されて欲しい。

8位『十三人の刺客』 三池崇史

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2010年3位。ゼロ年代ランクインの園子音監督と今回の井筒監督・三池監督、これで「秘宝御三家」(私が勝手に命名)が揃いました。

9位『哀しき獣』 ナ・ホンジン

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2012年7位。名実ともに世界的大監督となったポン・ジュノの次に韓国から出てくるのはこの人じゃないかなと個人的には思っています。

10位『ヘレディタリー 継承』 アリ・アスター

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2018年2位。次作『ミッドサマー』も世界的ヒットとなったアリ・アスター2020年代の映画界を引張っていく監督の一人となりそうです。