機動警察パトレイバー the Movie 感想

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その後の押井さんの映画の手法が結晶化していく作品(神山健治)

1989年公開作を20数年ぶりに観賞。
東京湾アクアラインが開通するのがここから8年後という所に時代を感じます。
また、まだＰＣが普及していなかった当時にコンピューターウィルスを使った犯罪を主題にした先見性にも驚かされました（偶然でしょうがセリフに「トロイの木馬」が出てきたのにはビックリ！）。
二度目の観賞で自分にもＰＣの知識が格段に有る今の方がストーリーも理解しやすく、初見よりも面白く感じました。クライマックスの「方舟」襲撃シーンも緊張感があって良かったと思います。

現在観ても全く色あせていませんし、後の諸作品への影響を鑑みてもやはりアニメ史に残る名作といって良いのではないでしょうか？