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2017年公開。
2000年からスタートした『X-MEN』シリーズでウルヴァリン役を演じてきたヒュー・ジャックマンの最終出演作。
今までシリーズは全作観ているのですが、傑作だと思ったのは『ファースト・ジェネレーション』と『デッドプール』のみ。
監督はそれぞれマシュー・ボーンとティム・ミラーで、シリーズ最多(4本)のブライアン・シンガー監督作はどれもイマイチ…
本作の監督ジェームズ・マンゴールドも前作『ウルヴァリン:SAMURAI』が微妙だったので、あまり期待していなかったのですが
これは傑作でした。
劇中でも出てきた『シェーン』をはじめ過去の西部劇などが描いて来た「暴力」について改めて考えさせられ、またそれを表現する為にしっかりと凄まじい暴力描写(この作品は『デッドプール』以来2作目となるR指定アメコミヒーロー映画です)をしているところに誠実さを感じました。
ローガンとプロフェッサー、ローガンとローラ「親子」の関係性や、その3人のロードムービー感も最高。「アメコミヒーローものはちょっと…」という方にもおすすめしたい一本です。